2年目の看護師が感じる悩みとその対処法

看護師として2年目に差し掛かり、さまざまな挑戦や悩みを抱えることがあると思います。特に、私のように新卒で総合病院に就職し、体調を崩して適応障害になった経験を持つ方にとって、現在の状況は特に厳しいものと感じられるでしょう。この記事では、私が抱える悩みとその対処法について共有し、同じような悩みを抱える方々に少しでも助けになる情報を提供したいと思います。

1. 新卒での挫折と再就職の決断

私は新卒で総合病院に就職しましたが、仕事の辛さから体調を崩し、適応障害となりました。その結果、わずか4ヶ月で退職することとなりました。この経験は非常にショックであり、看護師としての自信を失いました。しかし、「もう一度頑張ってみよう」と思い直し、現在の病院に再就職しました。再就職を決断する際には、環境が変われば状況も改善するかもしれないという期待がありました。

2. 現在の病院での経験

現在勤務している病院では、人間関係は良好であり、仕事の忙しさも総合病院に比べて緩和されています。しかし、どうしてもやりがいを感じることができず、毎日病院に向かう度に命の重圧を感じ、辛くなります。点滴や採血など、私の行動ひとつで患者さんの状態に影響を与える可能性があるため、常に不安を感じています。

さらに、一部の患者さんから叩かれたり、暴言を吐かれたり、セクハラを受けたりすることもあります。患者さんの家族からも対応に対する不満や怒りをぶつけられることがあり、精神的に非常に疲弊しています。また、同僚の悪口を耳にすることもあり、人間関係に対するストレスも感じています。

3. 看護師を選んだ理由と現在の葛藤

将来が安泰だと思い、看護師の道を選びましたが、勉強も得意ではなく、学校での成績も下から数えた方が早いくらいでした。看護師としての仕事が辛く、やりがいを感じない中で、果たして自分がこの職業に向いているのかという疑問が常に頭をよぎります。

長年看護師を続けている先輩や、同じ病院で働き続ける同期を見ると、自分が情けなく感じることがあります。毎日底知れない不安で胸が苦しくなることも多いです。

4. 対処法と今後の方向性

メンタルヘルスのケア

まず、メンタルヘルスのケアが最優先です。適応障害を経験したこともあり、心の健康を保つためには専門のカウンセラーや医師のサポートを受けることが重要です。定期的なカウンセリングやストレスマネジメントの技術を学ぶことで、少しずつ心の負担を軽減することができます。

同僚や上司とのコミュニケーション

次に、同僚や上司とのコミュニケーションを積極的に取ることも大切です。人間関係が良好な環境にいることは非常に幸運なことですので、信頼できる人に相談することで、孤立感を減らし、助言を得ることができます。

自己啓発とスキルアップ

看護師としてのキャリアを続けるかどうかに関わらず、自己啓発とスキルアップは重要です。新しい知識や技術を学ぶことで、仕事に対する自信をつけることができます。また、他の職業に転職する場合でも、自分の市場価値を高めることができます。

自分に合った職場探し

もし、現在の病院での仕事がどうしても辛いと感じる場合は、他の職場を探すことも検討してみてください。看護師の仕事は多岐にわたり、病院以外にも多くの選択肢があります。例えば、訪問看護やクリニック、学校看護師など、自分に合った環境を見つけることができるかもしれません。

自己評価の見直し

最後に、自分自身を過小評価しないことが重要です。他の人と比較するのではなく、自分自身の進歩や努力を認めることが大切です。小さな成功や進歩を積み重ねることで、自信を取り戻し、前向きな気持ちを保つことができます。

結論

看護師としての2年間は、多くの挑戦と悩みを伴うものです。しかし、適切な対処法を見つけることで、少しずつ前向きに進むことができます。メンタルヘルスのケアやコミュニケーション、自己啓発などを通じて、今の状況を改善する方法を探りましょう。そして、何よりも自分自身を大切にし、自分のペースで進んでいくことが大切です。看護師としての道を続けるかどうかに関わらず、自分の人生をより良い方向に導くための一歩を踏み出してみてください。

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